我らの生活

ローマ近郊の建設現場で働くクラウディオは、3人目の子どもを妊娠中の妻を心から愛している。しかし、ある日、劇的な出来事のせいでこの質素で幸せな生活がめちゃくちゃになってしまう。そんな人生に腹を立てたクラウディオは、彼の身に降りかかったとある不正に精力的に立ち向かう決心をする。子どもたちの笑い声、そして友人や家族の愛と支えに助けられ、クラウディオはこの圧倒的に不利な状況を克服する―

監督:ダニエレ・ルケッティ
出演:エリオ・ジェルマーノ、ラウル・ボヴァ、ルカ・ジンガレッティ
2010年/イタリア/ヴィスタ/101分
原題:LA NOSTRA VITA 英題:OUR LIFE
監督:ダニエレ・ルケッティ

1960年、ローマ生まれ。ナンニ・モレッティ監督作『ぼくのビアンカ』(1983年)と『ジュリオの当惑』(1985年)の助監督としてデビューする。彼の初監督作品『イタリア不思議旅』(1988年)はイタリア・アカデミー賞(ダヴィド・ディ・ドナテッロ賞)の新人監督賞を受賞し、カンヌ国際映画祭においてもカメラドール賞に言及される華々しいスタートとなった。続く1991年の彼の成功作『Il Portaborse(原題)』は政治家のゴーストライターを務める(ナンニ・モレッティ)男を主人公に、それ以降起こったイタリア政界疑獄を予見する作品として注目を集め、ダヴィド・ディ・ドナテッロ賞主演男優賞並びに脚本賞を受賞した。その後、多くの傑作を送り出すとともに、60’~70’年代のイタリアの激動の時代を二人の兄弟の運命を通して描いた『マイ・ブラザー』(2007年)ではダヴィド・ディ・ドナテッロ賞の主要5部門を獲得した。また、ドキュメンタリー作家としても、いくつもの秀作を残している。

1985年 Juke Box (共同監督/120分)
1988年 イタリア不思議旅(監督・脚本/91分)
1990年 La sttimana della sfinge(監督・脚本/102分)
1991年 Il Portaborse (監督・脚本/92分)
1993年 Arriva la bufera(監督・脚本/110分)
1994年 L’unico paese al mondo(監督/20分)
1995年 La scuola(監督・脚本/104分)
1998年 I Piccoli maestri(監督/122分)
2000年 12 Pomeriggi(ドキュメンタリー映画)
2003年 Dillo con parole mie (監督・脚本/109分)
2007年 マイ・ブラザー (監督・脚本/100分)
2010年 我らの生活 (監督・脚本/101分)