ムースの隠遁

ムースとルイは若く、美男美女で裕福な全てを備えたカップル。しかし、二人の生活をドラッグが次第に蝕んでゆく。ある日、ドラッグの過剰摂取から、ルイが命を落とし、ムース一人が助かる。彼女はその後すぐに、自分がルイの子を宿していることに気づく。途方に暮れた彼女はパリを遠く離れた家へと逃げ出す。数か月後、ルイの兄弟が彼女の隠遁生活に加わるのだが・・・

監督:フランソワ・オゾン
出演:イサベル・カレ、ルイ=ロナン・ショワジー、メルヴィル・プポー
2009年/フランス/シネマスコープ/88分
原題:Le refuge 英題:HIDEAWAY
監督:フランソワ・オゾン

1967年パリに生まれる。パリ第1大学で映画学を学んだことから、1990年にフランスの著名な映画学校La FEMISにて、「監督コース」を受講する。以来、多くの作品をスーパー8、ビデオ、16mm、35mmといった様々な媒体で発表する。彼の短編作品の多くは各映画祭のコンペティション部門に出品され、1994年の『アクション、ヴェリテ』より、その後の多くの作品の製作母体となるFidélité Productionsとのコレボレーションが始まる。1996年『サマードレス』がロカルノ国際映画祭で‘Léopard de Demain(明日の豹)’賞を受賞し、その確固たる地位を築くと、1998年に長編『ホームドラマ』がカンヌ国際映画祭の国際批評家週間に選ばれる。代表作『8人の女』(2002年)はベルリン国際映画祭で8人の女優のアンサンブルに銀熊賞が授与され、大きな話題を呼ぶとともに、各国で大ヒットした。「ドラマ」「ミュージカル」「サスペンス」「時代劇」「ファンタジー」といった各分野で多彩な作品に挑戦し続けるフランス映画界を代表する監督の一人である。

2001年 まぼろし(監督・脚本/95分)
2002年 8人の女(監督・脚本/111分)
2003年 スイミング・プール (監督・脚本/102分)
2004年 ふたりの5つの分かれ路(監督・脚本/90分)
2005年 僕を葬る(監督・脚本/81分)
2007年 エンジェル(監督・脚本/119分)
2008年 Ricky リッキー (監督・脚本/90分)
2009年 ムースの隠遁(監督・脚本/88分)
2011年 しあわせの雨傘(監督・脚本/103分)
2012年 Dan la maison(監督・脚本)